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根岸病院は団交を開け!

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働く労働者の皆さんに訴えます。根岸病院分会は昨年11月17日に「A2病棟の再編計画」について団体交渉を申し入れました。この計画は、A2の大部屋1室の6床をつぶして2床の個室(施錠できる部屋)に作り変えるものです。  病棟で説明会も開催しましたが、なんのためにベッド数を削減してまで作る必要があるのか、全く意味が分からない状況でした。病棟の誰しもが賛成していません。患者さんにとっても、療養生活を送りながら、その横で改築工事が行われるのは、迷惑そのものではないでしょうか。  許しがたいことに、経営は団交申し入れしてから4カ月が経過しても団交の日時を設定しません。「団交ルールが策定しない限り、団交は開けない」として、団交引き延ばしをはかっています。組合は即座に団交ルール案を提出したにも関わらず、経営は1月に団交ルール案を提出し、以後3回の事務折衝を行いましたが、平行線のままです。組合は事態打開のために8項目の質問状を提出しましたが、「回答はしない」と対応しています。許せません!  「使用者は正当な理由なしに団交を拒否できない」「団交を申し入れたら応諾義務がある」これは基本中の基本です。経営がやっていることは、「団交ルール」を盾に労働組合活動を制限しようとしているのです。経営の要求する団交ルールとは、団交時間は1時間に限定、団交日時の設定期間も設けない(組合は1カ月以内に設定することを要求)、録音も認めないという不当極まりないものです。  そもそも団体交渉に制限を設けること自体が間違っています。組合員はもとより、根岸病院で働く労働者なら誰しもが団交に参加できるように門戸を開くべきなのです。  はっきり言って、昨年からの病棟再編は職場に混乱をもたらしています。入院をどんどん受け入れること、回転率を上げることが自己目的化されています。しかし人員はギリギリで、A2病棟では日勤帯で大部屋、保護室を看護師一人で対応することが常態化しています。  経営は不当労働行為を止めて、ただちに団交を開催するべきです。労働者の皆さん、組合に加入し闘おう。 ビラへのリンク

全国協ニュース 第121号

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