横浜作業所弾圧粉砕へ

弾劾声明

17年2月17日
神奈川労組交流センター

神奈川県警が、「詐欺」容疑をデッチあげてAさんを不当逮捕!
共同作業所で働き、生きるために活動することの、
何が犯罪なのか!


でたらめな家宅捜索、不当逮捕を弾劾する!

  2月15日、16日行われた家宅捜索は本当に許せないものです。朝から夜まで9時間を越える家宅捜索を行いました。押収物は、動労神 奈川機関紙、「解雇撤回・JR復帰求める」署名(国鉄1047名解雇撤回闘争)リーフ、2・19反原発集会チラシ(講師:被曝労働拒否で闘う動労水戸)など、労働組合や反戦・反原発を訴えたもので「詐欺」事件とは全く関係ありません。。
 しかも作業所での日々の活動の書類や資料、果てはパソコンまでも押収し、日常の仕事にも支障をきたす事態になっているのです。本当に許せません。
全世界で労働者が格差と貧困、戦争に反対し立ち上がっている!
 世界の富裕層8人の資産の合計が、世界の人口の半分(約36億人)の資産の合計とほぼ同じだという事実、さらには日本の子どもの貧困率16・3%、6人に1人が「貧困児童」という格差と貧困、他方でJR蕨駅ホームからの視覚障害者の転落死と安全の崩壊と、社会の全てが崩壊しようとしています。
 今年3月行われようとしているJRダイヤ改定は、究極の外注化、分社化、転籍を狙うものです。こんなことを許すことはできません。
 こんな社会では生きられない! 生きさせろ!と、青年を先頭に新たな闘いが始まっています。
 韓国、アメリカを先頭に全世界で労働者の怒りがストライキとして爆発しています。日本でも、JRで働く労働者で組織する労働組合=動労総連合の仲間、動労神奈川が社会を根底からひっくり返そうと闘っています。作業所で働く青年労働者も一緒になって闘っています。

共同作業所は、労働=「障害者」=地域の人たちの拠り所です
 
 作業所は労働を奪い返し、人間の共同性を取り戻す 拠点です。そこで働き生きるために活動することがどうして犯罪なのか。
 安倍の「働き方改革」と一体で戦争へ向かう攻撃が強まり、労働者を分断するために差別・排外主義攻撃も強まっています。
 こうしたなかで、作業所で働く仲間は団結して生きるために労働組合をつくり、国際連帯の運動を強めてきました。そのなかで労働者が団結すれば社会を変えられることを学んできました。
 こうした青年の決起に恐怖するからこそ、安倍政権や警察は、作業所の存在そのものを様々な理由をデッチ上げてつぶしてしまおうとしているのです。まさに「新共謀罪」攻撃と一体です。

すべての怒りの声を、神奈川県警に叩きつけよう!

 しかしこんな理不尽極まりない弾圧は、労働者が団結す れば必ず打ち破ることができます。 この1月埼玉で、レンタカーを利用し反原発福島ツアーを企画し費用を割り勘にしたら道路運送法違反=「白タク」営業だとして3名が不当に逮捕される事件がありました。しかし弾圧はすべての労働者の怒りで、3名全員の奪還を勝ち取っています。
 汚職、不祥事、セクハラ……なんでもありの神奈川県警。こんな連中に労働者の闘いなどつぶすことなどできません。
 皆さん、神奈川県警に怒りの声を叩きつけましょう。
 Aさんを直ちに釈放しろ! 弾圧粉砕署名にご協力を。弾圧粉砕カンパにご協力ください。
 私たちは、全国、世界の労働者の団結で不当違法な弾圧を必ず粉砕します。ともに闘いましょう。
 3・4小田原春闘行動―3・11反原発フク シマ行動―3・19神奈川春闘総行動(集会とデモ)に集まろう!

◇完黙非転向で闘うAさんの釈放を求める《緊急署名》にご協力を!
◇弾圧粉砕カンパにご協力を!

【抗議先】
神奈川県警 TEL 045(211)1212

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