第一交通武蔵野分会NEWS 第6号

https://drive.google.com/file/d/0B2HgPUAlbi38NHpNUk1jX20zaVU/view?usp=sharing


労働者代表選挙に結集しよう!

いつわりの労働者代表選挙を粉砕!

 本年3月の「班長選挙」でのでっちあげ「労働条件の不利益変更」のペテン性と違法性を私たち組合から突き付けられた会社は、またも、当該組合員の立候補表明の申し入れ書を無視・黙殺して「儲けは会社に、リスクは乗務員に」という「労働条件の不利益変更」を確実なものにしようと「班長信任投票」を行いました。
 そもそも再度、こうした選挙を行わざるを得なくなったのは、会社が違法行為をしていたからで、それを指摘し続けた組合と当該組合員を排除した今回の再選挙は、労働組合員に対する不利益扱い、つまりそれ自体「不当労働行為」であって、絶対に認めるわけにはいかない暴挙です。

労基署も違法性を指摘


 私たちが指摘し続けた会社側の違法行為に対し、ついに7月11日、第一方面主任監督官による指導が行われました。その主な内容は次の通りです。

① 初回の労働者代表選挙、会社側の言う「班長選挙」は無効。
② たとえ一人でも労働者を排除した労働者代表選挙は無効。従って、当該組合員を排除して行われた再選挙(信任投票)は無効。
③ 累進性の高い分離給(会社の言うボーナス)に対する是正。

会社は賃金未払い分を直ちに支払え!

 前述のとおり、会社側は「無効な労働者代表選挙」によって就業規則を改悪し、賃率切り下げなど「労働条件の不利益変更」を強行してきました。したがって、4月10日支給分から強行された賃率引き下げによってカットされた賃金と、賞与引当金・賞与貸付金制度によって未払いとなっている賃金について、会社は直ちに支払うべきす。

 また会社側は乗務員のオブザーバー(傍聴)参加を恐れて団交を近隣の会場に設定することを渋り、団交開催を引き延ばしていますが、私たち組合は全労働者を代表して団交を行っているのです。団交の日時・場所は会社側が団交に応じ次第お知らせします。オブザーバーとして、また、組合員として団交に結集して未払い賃金を取り戻しましょう!
 労働組合に加入し団結して闘いましょう!



労働者代表選挙は乗務員の
生活を守るための選挙決戦

 労働者代表選挙に結集しよう!

 これまで会社側が実施した二度にわたる「労働者代表選挙」についても、複数の労働者から「でっち上げの出来レースだ」「不本意な候補に無理やり署名させられてしまった」という怒りの声が届いていました。
 しかし今や、会社側の「儲けは会社に、リスクは乗務員に」という悪辣な労務政策は、私たち労組と有志乗務員の団結の力によって完全に粉砕され、会社側は三度目の労働者代表選挙を行わざるを得ないところまで追い詰められました。
 労働者代表選挙は私たち労働者の雇用と労働条件、すなわち生活を守るための選挙決戦です。私たちは選挙の公平性を保障するために、①選挙管理からの経営側職員の排除と労組の関与、②「無記名投票」、を実施するというあまりにも当たり前のことをここに求めます。
 そしてきたる労働者代表選挙に私たちは、労働者代表として当該組合員を擁立します。当該組合員の選挙公約は、第一交通武蔵野分会NEWS第1号でお知らせした通り、「全労働者の納得のできる労働条件を確保する」ということです。このために、「①すべての契約内容について情報開示を行い、不利益変更については法律家の助言を受ける。②労働者の合意形成のない署名押印は行わない」ということです。
 労働は一部の富裕層・大企業の金もうけの手段ではありません。私たちタクシー労働者の使命と誇りは、私たち自身のものです。労働者代表選挙に私たち組合とともに結集して、労働を私たち自身の手に取り戻しましょう!!

無料・秘密厳守の労働相談を実施

 陰でこそこそ会社への不平不満を愚痴る時代はもう終わりました。合同・一般労働組合では各地で、賃金問題をはじめとして、パワハラ、セクハラ、ブラック企業など、様々な労働問題について「無料・秘密厳守の労働相談」を実施しています。詳しくは本NEWS記載の多摩連帯ユニオン連絡先か当該組合員までお問い合わせください。また、組合加入についても「秘密厳守」で対応していますので安心してご相談ください。


「労働条件の不利益変更」を許すな!

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