全逓労働者部会 2016年6月27日

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UWWV4UnNoWUZzTUk/view?usp=sharing


 舛添の次は安倍だ
新しい労働者の政党をつくろう!

 郵便局で働くすべての労働者の皆さん。お疲れ様です。
 とりわけ東京の職場の皆さんは、お中元繁忙に参院選と都知事選がかさなり7月は大変です。身体が第一です、事故なく行きましょう。

資本主義は終わった!

 EU(欧州連合)からの離脱の決定をおこなった英国の国民投票の結果、世界経済は大混乱に突入しています。リーマンショックから8年、問題が何も解決していない中で起こった今回の事態の真の原因は何なのか!
 英国は、資本主義の発祥の国・本家本元です。30年ほど前、英国のサッチャー首相(当時)が進めたのが新自由主義です。新自由主義は、労働組合を徹底的に攻撃して労働者の権利を抑圧し、大企業や大銀行の利益を最優先にやってきた。労働者はクビを切られ、非正規労働に落とし込まれてきた。その結果、英国の労働者は食えなくなった。
 「どうするんだ! EUなんかと一緒にいてもますます食えなくなる。だったらEUから独立しよう」というのが本当の原因です。一部の評論家は「感情的」などと言いますが、そんなんじゃない。確かに「移民排斥」に持って行こうという政治がある。それは問題です。
 しかし、資本主義の本家本元の英国で【労働者が食えなくなった】ということが今回の事態の本質です。

日本もまったく同じ!

 いまの政治家は誰も信用できません。本気で真相を暴き、戦争と貧困をなくすために闘う「野党」もいません。『安保も米軍も認めて資本主義を守る』という「野党共闘」では戦争も貧困も止められません。
 では、どうすればいいのか。私たち自身が職場や地域で団結して闘う。その力こそが社会を変えます。この資本主義体制の「政治」の目的は大金持ちの利益です。こんな社会の仕組みを根本から変えよう。共に新しい労働者の政党をつくろう。




投稿 銀座局の労働者から

 梅雨本番、毎日ジメジメしてイヤになりますね。
 先ず、出勤してきてブルーになるのは、ロッカー室の暑さ。半端じゃないですね!ムンムンしてるし、匂いもきつい。衛生上も大丈夫かと思うくらいの異常さです。
 今の時期、普通だったら、ビルの中に入れば冷房が効いていて、さわやかな気分になれるものと誰もが思います。銀座の一等地にある銀座郵便局で冷房も効いていないロッカー室なんて聞いたら、みんなびっくりするだろうとは思わないのか局幹部?
 誰かが言っていた。「いよいよ、電気代も払えないんだよ」「本当か?」現場の我々が毎日、朝から晩まで駆けずり回っていて、大汗かいているのくらい分からないのかねー。一日中、局内で座っている人たちは暑くないのだろうね。
 さらには、みんな麻痺してきたみたいだけど、局内にベタベタ張られた、交通安全標語に、カモメールの班内のノルマの垂れ幕。
 あまりの暑さに、戦意高揚のスローガンに見えてきたのは私だけか?「欲しがりません勝つまでは」「ガソリン一滴は血の一滴」なんてポスターが張られたら、終わりだね。
 職場も世の中も、ガマンの限界は暑さだけではありません。東京都知事の舛添は吹っ飛ぶし、「次は安倍だろ」こんな声も聞こえてきます。
 私は、労働者の怒りとともに闘う鈴木たつおさんに期待します。




 「首切りの協約化」を進めるJP労組中央
労働法制の改悪を阻止しよう!

差別分断・首切り自由の協約化に絶対反対!


 JP労組・中央本部は、春闘交渉関連事項の整理として、労働契約無期転換制度の詳細を全国大会直前に示しました。
 その内容は絶対に許容できません。新制度導入予定の本年10月1日以降に採用される期間雇用社員が勤続4年半をこえて次期契約更新をしようという際に、スキル評価等3条件を満たさない場合には継続更新をしない(首切り)と定めているのです。無期転換申請前にふるいを掛けるばかりでなく、首切りの条件づけをしているということです。新たな差別・分断・競争を持ち込む内容で、協約化しようということです。これは断じて許せません。

許しがたい「無期転換」交渉の内容だ

 「無期労働契約への転換制度の実現」という内容で、6月1日からの全国大会に向けた議案書で明らかにされていたことは大きく2点です。
 ひとつは、2018年4月からの無期転換権の付与を、1年半の前倒しを実現するとともに、転換後の労働条件3点(病休期間の拡大、休職制度の新設、年休の半日単位取得の新設)の改善をはかった。二つには、本年10月1日以降、勤続5年を超えることとなる有期労働契約の開始日から無期労働契約への転換を申請することを可能とする中で、『特に、本年9月30日までに採用された者については、スキル等にかかわらず』本年10月1日以降、勤続5年を超えることとなる有期労働契約の開始日から無期労働契約への転換を申し出ることができることとして整理をはかった、というものでした。
 では今後、新制度が導入され「本年10月1日以降に採用される者」はどうなるのか? 大会議案書を通して知らされる現場組合員には伏せられていた内容が、『交渉情報』(第64号)として後出しで開示されたのです。つまり、JP労組中央は職場討議を避けたのであり、職場討議にはかけさせたくなかったというわけです。
 決定的な問題は、2016年10月1日以後に新たに採用される期間雇用社員に一般的に(組合文書では「限定して」)適用される『契約更新要件制度』を新設し、勤続4年半を超えた後の次期契約更新時に、そこに掲げる3要件(表1)をすべて満たしていれば契約更新をおこなうという趣旨の内容です。
 要するに、スキル評価など3要件のうち1つでも欠いていれば契約更新をしないということですから、無期転換前にふるいを掛けて首を切る仕組みで、これは解雇条項(後述)と合わせて大問題です。この制度の開始以降は雇止め・首切りが容易に、合法的手段で可能になるということなのです。組合的に言えば、「首切り要件の協約化」であり、労働者・仲間を選別的に首切りすることを認めることになるのです。労働者が労働者を、組合(労働者階級)の名において首を切る、に等しいのです。断じて許せない裏切り行為です。9月30日を境にして「自分は助かった」という思いをすれば、労働者同士の団結に亀裂を生み、差別・分断攻撃と闘えなくなってしまいます。
 現場労働者の選択すべき道は、提示された「無期転換制度」のペテン性を弾劾し、資格選別を許さず、非正規職撤廃と限定正社員制の廃止を求め団結して闘いましょう。

アベ労働法制改悪を率先するJP労組中央

 無期転換で私たち労働者の現状は良くなるのか?! 全く良くなりません。
 そもそも安倍政権は資本主義の危機の中で、「働きかた改革」と称して全労働者の総非正規職化を進めようとしています。安倍首相がその政策の第一に掲げているのは「日本を企業が世界で最も活躍しやすい国にする(=労働者にとっては大変な国)」です。今回の無期転換制度の導入等々の最大の狙いは「正社員改革」です。全労働者を低賃金でいつでもクビを切れる使い捨て自由な社会にしようという大攻撃です。この安倍の労働法制大改悪の先頭を走っているのが日本の最大企業・JP当局とJP労組中央です。
 とんでもありません! 労働者は団結して、アベもろともJP労組中央を打倒しよう。

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