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多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第13号 2015年11月25日

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11・14ソウル 15万人労働者民衆が総決起 民主労総、怒り束ね12月ゼネストへ 動労千葉訪韓団報告  11月14日、ソウル市庁前広場に15万の労働者民衆が結集し、午後3時すぎチョンテイル烈士精神継承2015全国労働者大会が始まった。広場を見下ろす国家人権委員会ビルの電光掲示板には「キア車非正規職の正規職化/チョンモング(現代グループ会長)は責任を負え」と書かれた垂れ幕が下がり、キア自動車支部ファソン支会社内下請け分会の2人の労働者が6月から長期高空籠城中だ。手を振る2人の姿が見える。  指名手配されているハンサンギュン民主労総委員長が各産別労組の委員長とともに登壇し、「勝手に解雇、生涯非正規職の労働改悪を中断しろ!全国民が反対する韓国史教科書国定化の告示を廃棄しろ!財閥独占の経済体制を廃棄し、労働者の権利保障、最低賃金1万ウォン、常時業務正規職雇用を法制化しろ!」と叫び、「今日の闘いで自信をつかんで12月、全面的なゼネストでパククネ政権を揺さぶり、勝利しよう」と呼びかけ、全参加者の熱い共感を得た。  またハン委員長は、韓国労総の労使政野合に反対し韓国労総傘下の金属労連、化学労連、公共労連、さらに激しい争議を闘い、集中的な弾圧を受けた現代重工業、サンヨン自動車、マンド機械の組合員と委員長が参加していることを紹介。新自由主義による分断を超え「正規職5万と非正規職5万がともに闘う歴史的闘いだ」と胸を張った。 戦闘的な大デモが光化門をめざして進んだ 光化門に向かって進撃開始  午後4時30分、ソウル広場の4方から民衆総決起の会場である光化門(クァンファムン)に向かって一斉にデモが始まった。ソウル本部を先頭とする一団は普信閣(ポシンカク)へと迂回して光化門に迫った。先頭では行く手を阻む警察バスと対峙する戦いが始まり、警察は放水銃の発射を開始している。この日、配置された警察部隊は2万5千。これと果敢に激突し、阻止線を突破して前に進む攻防が夜11時まで続いた。この過程で70歳の農民が放水銃で倒れ重体となり、52人が連行され、負傷者は140人に及んだ。  たいまつが赤々と燃える中、ハンサンギュン委員長は「民主労総が12月ゼネストを組織し、農民も露天商も闘争を準備している。12月5日の第2次民衆総決起は、今日よりももっと大きな喊声を見せつけよ

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多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第12号 2015年11月18日

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JR関連企業 交通機械サービスは第2回団交でも 青年労働者の首切りの根拠示さず  私たちと同じ合同一般全国協に所属する「なんぶユニオン」で、解雇撤回闘争が闘われています。本紙8号(10/14付)に続き、新しいなんぶユニオンのビラを掲載します。 労働組合法第1条(=労使対等)を知らない武田総務部長  なんぶユニオンは、11月9日、JR東京総合車両センター構内でJR東日本のグループ会社として業務をおこなっている交通機械サービスで働く青年Aさんの解雇撤回を求める、第二回団体交渉をおこないました。  交通機械サービス側から、武田総務部長(JR・OB)、村上工事部長(JR・出向)、斉藤営業部長(JR・エルダー)と金子社労士の4人が出席し行われました。「交通機械サービス」はJR関連企業とは名ばかりでJRそのものです。  まず、交通機械サービス側が「団交時間は1時間まで」と制限してきたことへの抗議から始まった。  団交の場は労使対等です。会社側の一方的な時間制限は許されません。「武田部長、労働組合法第1条(労使対等)を知っていますか」と言うと、驚くべきことに「知りません」と回答しました。  総務部長が労働組合法の第1条を知らないのでは団体交渉に出てくる資格などありません。JR・JR関連企業のこの横暴な態度は絶対に許されません。私たちは、小笠原社長(JR・OB)が団体交渉に出席するよう要求しましたが、武田部長は無言です。  対等かつ真摯に団体交渉をおこなう気などまるでないことが明らかになりました。「こんな会社に青年労働者の職場=生活・生命を奪われてたまるか」と怒りが爆発しました。 入社2ヶ月のAさんの「仕事ミス」を理由に「契約解除」を決めた  この「仕事ミス」を具体的に示す書類を明らかにするよう要求しましたが、「必要ない」の一点張りです。  Aさんの仕事は、車両のクーラーの洗浄です。チームを組んで、互いに協力し合ってはじめてできる作業であり、個人的な「仕事ミス」など存在しないのです。  「ミス」が契約解除の本当の理由でないことは明らかです。われわれが何度も明らかにしているように、本当の理由は、Aさんが「安全な労働職場」を要求したことです。Aさんは、一貫して「職場の安全作業」を要求する先頭に立ってきました。それが、「安全無視・利益優先」

多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第11号 2015年11月11日

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11・1全国労働者集会 動労千葉のストライキ報告 外注化=非正規化許さず  日比谷野外音楽堂で開催された11・1全国労働者総決起集会での動労千葉・動労水戸からのストライキ報告を掲載します。 仕事と出向者をJRに戻せ 動労千葉幕張支部長山田護さん  動労千葉は10月1日から2日の朝9時まで、検修構内運転業務外注化の撤回とすべての出向者、CTS(千葉鉄道サービス)プロパーの仲間を仕事と一緒にJRに取り戻すことを要求してストライキを貫徹しました。  JRは3年前に検修業務の外注化を強行し、多数の組合員がCTSへ強制出向させられました。会社は出向期限の3年を過ぎたにもかかわらず出向延長を命じました。CTSで独立して業務をやる体制ができていません。外注化の失敗を労働者に押し付けるな。仕事と出向者全員を直ちにJRに戻せ。  そんな中、JR千葉支社は支部青年部員に対して出向解除の通知を強行しました。JRに戻っても構内運転の仕事はありません。さらに泊まり勤務から日勤に変えて賃金を下げ、生活まで破壊する攻撃です。絶対に許すことができません。3年前はいやだというのに強制出向に出し、今度は仕事を奪ってJRに戻す。若い人の人生をもてあそぶな。  われわれは約15年、外注化に反対し遅らせてきました。その闘いの中から約30名が動労千葉に加入してくれました。今後も外注化を止め、JRに関係する業務と労働者を直営直接雇用に戻すために全力で闘います。 CTSの仲間が続々と加入 動労千葉木更津支部長山中茂男さん  この5月に8名の仲間がCTSより動労千葉に加入してくれました。  3年前、木更津支部でも派出検査の外注化が実施され4名の組合員が強制出向されました。JR、CTSを貫く外注化阻止の闘いをとおして、CTSで働く条件が本当に過酷であることが分かりました。  13年3月から始まった久留里線のワンマン運転反対の闘い、本年3月の内房線の特急列車の廃止・削減反対闘争では地域を巻き込んだ闘いを展開しました。多くの共感を得ています。  11月1日付でさらに1人の仲間が動労千葉に加入してくれました。心強いことだと思います。 運転区廃止に反対してスト 動労千葉千葉運転区支部長高澤成夫さん  昨日、43年の歴史のある自分の職場が廃止され、千葉運輸区になることに

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多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第10号 2015年11月4日

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秋葉原駅の外注化をとめよう 狙いは転籍と非正規化  JR秋葉原駅が、子会社であるJR東日本ステーションサービス(JESS)に全面外注化されようとしています。狙いはJR本体の労働者の子会社への転籍とすべての労働者を非正規にたたき込むことです。  業務を請け負うJESSは100%JR東日本が出資する子会社ですが、生涯3回の昇給しかなく、10年、15年働いても年収は200万円程度にしかなりません。労働条件のあまりのひどさに、人を募集しても集まらないのが現状です。  秋葉原駅は一日数十万人が利用する大規模駅であり、90人近くの労働者が働いており、そのうち約30人が契約社員(GS)です。全面外注化となれば契約社員の雇い止め、JESSへの再就職の強制(事実上の転籍!)が増えることは明らかです。さらにJR本体からのJESSへの出向も大規模なものとなります。JRは「秋葉原駅の全面外注化を突破口に、すべての駅の外注化を進める」と言っています。このままではJR本体の業務はJESSへと移され、一旦出向になれば戻る職場はありません。こんなことがまかり通れば、JESSで働く労働者の労働条件もますます劣悪になります。 外注化は失敗した!  「技術の継承」「高齢者の雇用の場の確保」などと言って進められてきた業務の外注化は完全に失敗です。動労千葉は10月1日に検修職場で外注化阻止のストライキを闘い、外注化の破たんを怒りを込めて訴えています。  「列車の故障にも直接対応できず、内容がよく分からないまま検査している」  「(外注会社の)CTSには技術も経験もない。教育訓練はJRがやるなど偽装請負だらけ」  「出向期限の3年を過ぎたにもかかわらず、会社は出向延長を命じた。若者の出向は解除されたが、JRに戻っても構内運転の仕事はない。若者の人生をもてあそぶな」  外注化がもたらしたものは雇用の破壊と安全崩壊だけです。秋葉原駅の全面外注化阻止は安全と生活を守る闘いです。JR本体と外注会社、正社員と非正規職労働者の団結した闘いで絶対にとめましょう。 こんな時、ご相談ください ◆突然雇い止めを言い渡された。 ◆残業代が支払われない。 ◆年次有給休暇などがとれない。 ◆パワハラ・セクハラ、労災など。 こんな時には一人で悩まず、ご相談下さい。相談無料、秘